俺はいつもみんなに「一生懸命にやれ!」って伝えている。
みんな持って生まれた学力差があるから、みんなが東大にいく必要はない。
だけど、頑張ることに関しては平等だと思っている。
俺らは頑張る自由を与えられてる。
俺が受験勉強をやってた頃、俺は本当に必死だった。
火の玉だったと思う。
わずか1畳の勉強スペースが俺の宇宙だった。
俺の全てはその中の全てで、その中には俺の無限の未来が詰まっていた。
未来の俺を変えるために、大学に行くこと一択しか知らなかった。
もし、大学に落ちたら俺は人生の敗北者として生きていこうと覚悟していた。
手に火をつけたこともあるし、逃げたら死のうと思ってナイフを置いてたときだってある。
最近、奇跡を起こしそうなくらい頑張ってる子をあまり目にしない。
授業の合間には結局ダベってるし、ご飯だって普通に食っている。
俺は2分で飯食ってたし、誰ともダベっていなかった。
勉強しかしていなかった。
合格ってのは念の強さを神に届かせる戦いでもあると思っている。
キチガイな勉強は、人を大きく成長させる。
たったの100日くらい、狂気に満ちた勉強したっていいんじゃないかって俺は思う。
もう少しでセンター試験100日になる。
俺の子供達だけは何としても、合格させたい。