価値が変化している。
例えば...
20年前よりも今の方が圧倒的に文章を書く能力が高い人が評価される時代になっていると思う。
ネットを通じて、字を読む機会が格段に増えたからね。
さて、今年の1月6日から俺は経営者に戻っているから、全てのことを経営者の頭で考えるようにしている。
で、その頃のことや今になって色々思い出したり考えてみたりすると、気づくことがある。
あん時は、俺は楽天ブログで書き始めたんだよ。
俺が楽天ブログを作ったわけじゃない。
ただ、楽天が提供していた無料のテンプレートに書いていただけ。
最近ではユーチューバーってのがいるよね。
あれも、彼らがユーチューブを作っているわけじゃなくて、ただコンテンツを乗っけてるだけ。
編集に凝っている人もいると思うが、大事なのはそこではないと思っている。
たぶん、企画..
はじめしゃちょうは、今までみたことないような規模での実験動画をあげたことで「?!」ってなったし、ジョーブログは、猿岩石やイモトのような旅動画が感動を呼んだのだと思う。
だから、何が言いたいかというと、情報がこれだけ溢れているとピンポイントで情報を探すことができるようになる。
ピンポイントで情報を探せるようになると、求められるものが2つになると思うのだ。
「上手に魅せているもの。」
「魅せ方は下手でも1番のもの。」
これだけだ。
わかりやすく説明しよう。
例えばだよ。
今日からタコを捕まえて生計を立てたいと思うとするじゃん。
タコの捕まえ方なんかわからないよね。
道具がいるじゃん。
どうやって道具を調達する?
どこに行ってどう捕まえる?
検索かけるよね?
「タコ」「捕獲」で検索するよね。
一番上に乗ってるサイトをとりあえず見るよね。
または、ユーチューブの動画出てくる。
楽しそうにタコを捕まえてるとする。
真似するじゃん。
あるいは、「タコの捕獲」というサイトを見つける。
真似するじゃん。
これが「上手に魅せているもの。」
SEOや動画の構成、あるいはホームページの出来栄え。
もう一つは「魅せ方は下手でも1番のもの。」
検索したとするじゃん。
タコ獲り名人の話があったとするよ。
「1日に20匹のタコを30年間捕まえ続けている鈴木さん。」
こんな人がいたとする。
おお、ギネスにまで認定されてるよ。
この人に習ったら一発じゃん。
この人に習ったら、絶対にタコを捕まえられるよね?
こういう感じで、うまく魅せるか、本当にうまいかのどちらかしか生き残れなくなると思う。
そうなってくるとまさにランチェスターの世界なってくる。
例えば「化学の受験」をしたいとするでしょ?
「私は化学が得意で、いつも80点以上とってます。」レベルの人には誰も習いたいと思わないはず。
こういう人が上手に魅せようとする場合、もはや定量的な書き方はやめて定性的な書き方にするしかないだろう。
80点とかの点は言わずに、「化学が超得意な私で、私に習っていい大学にたくさん入りました。」的に書くしかないと思う。
ひどい人になると、「私に化学を習って、すでに1543人の人が有名大学に進学しています。」的な人もいるよね。
怪しい数値を並べてる人は、本人は気づいていないと思うのだが、わかる人が見るとバカ丸出しているように感じてしまう。
話を戻そう。
経営者って何してもいいわけじゃん。
だから俺が今日からコーヒーショップを経営してもいいはず。
それでうまくいくかどうかは話が違うけどね。
仕事選ぶときには、自分が得意な仕事がいいよね。
コーヒーなんて缶コーヒーしか飲んでない俺が、味がわかるわけないんだからこんなので勝てるはずがないよね。
それから、好きなことを仕事にする方がいい。
例えば、俺が得意だと思うのは、「旅行のプランを組むこと」。
その時の旅行のメンバーのことを考えて一番いいプランをたくさんの情報から選び出すのは苦しくない、というか楽しい気分さえ湧いてくる。
パスポートの入力もめっちゃ責任重いと思うのだが、他の入力に比べるとそれほど負担がなくできていると思う。
ホテルだって、全部バラバラでとっている。
例えば、今でさえ合計で約30日分の宿泊を、いろいろな国のいろいろなホテルに予約している。
ホテルからしょっちゅうメールが来ているのだが、これも混乱することなく、返信している。
なるべく違うホテルに泊まった方が、ホテルを比較できて自分の知識につながるので、余裕があるときは毎日ホテルを変えてとっている。
サイトによって金額が違うので、もちろんサイトもバラバラだ。
というわけで、競争力があってかつ好きなことを仕事にする方がいい。
4月からは、そういう仕事を増やしていこうと思っている。